コロナ対策の弊害 大人のマスクが「赤ちゃんの顔認識の学習機会」を奪っている

以下の内容は「BOLD」という児童発達に関する専門メディアで掲載されている幼児の学習における顔認識の重要性という記事のポイントを翻訳したものです。

 

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  • 顔は最も重要な社会的刺激であり、乳幼児の学習を促し支援する最も効果的なツールである。新生児は顔のように見えるものなら何でも見たがる。
  • 乳幼児の学習の大部分は、他人の顔、特に母親や父親といった養育者の顔を見ることから始まる。生後1年間は顔は教育ツールになる
  • 目を手がかりに、アイデンティティや感情を認識し、言葉を学ぶ。また、よく見聞きする人の人種や性別、その他の特徴についても学ぶ。
  • 言語学習の敏感な時期に、乳児は顔の口元に視線を集中させ、口から出る音や言葉をより理解しようとすると推測される
  • 生後1年間の学習の大部分は家庭で行われ、親が教師となる。注意力、知覚、言語能力、社会性の発達の基礎は、生後1年の間に築かれる。
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著者:リサ・スコット フロリダ大学心理学准教授、脳・認知・発達研究所所長

こちら以外に、日本でも同じような警告を鳴らす記事がベネッセの「たまひよ」で投稿されていす。

脳発達の専門家に聞く、大人のマスク着用が6才までの子どもに与える影響

 

私は特殊な事情がない限り大人は全員マスクをすべきでないと思っていますが、その大きな理由はこのように子どもの成長に関する著しい弊害があるためです。

 

仰々しく海外のメディアを持ち出しましたが、正直論文だ何だと言わなくてもこのような影響があることは何となく想像できるかと思います。

 

この記事では「生後1年間の両親の表情」にスポットを当てているので「家で親がマスクする訳でもないし、大丈夫でしょ」という意見もあるかと思います。

 

しかし当たり前ですが、乳幼児が表情を見るのは家の中の親だけではありません。

 

 

  • 電車に乗っているときの親の顔。
  • スーパーに買い物に行くときの親の顔。
  • ご近所さんと話すときの親の顔。
  • 友達と話すときの親の顔。
  • 親せきと話すときの親の顔…

 

 

一歩外に出たときの学習機会は、すべて奪われています。また、当然ですが「親以外」からも表情から学ぶことがあるはずです。

 

 

  • 遊びにきてくれた祖父母や親せきの顔を見ることもあるでしょう。
  • ママ友の顔をみることもあるでしょう。
  • 児童館、保育園で先生の顔も見るでしょう。
  • 病院に行けば看護師さんの顔も見るでしょう。
  • お店に行けば店員さんの顔も見るでしょう。

 

 

これらの機会全てから、今の子どもたちは学ぶことを奪われているのです。

大人の皆さん、それでもマスクしますか?

「コロナに掛かるリスク」と「子どもたちの社会性発達の機会」を一度天秤に掛けてみ欲しいのです。どちらがより重いですか?

 

「コロナに掛かるリスク」が重いと感じる方は、マスクをされればよいかと思います。

 

もしそうでないのなら、勇気を持って行動で示していただけますと嬉しいです。

 

ABOUTこの記事をかいた人

愛媛県在住。一児の父です。 2021年11月頃よりブログを開始。当初は主にコロナワクチンの危険性について発信していました。 2022年2月1日に精巣ガンが発覚し治療のため一時記事更新を中断。22年8月現在は病院でお世話になっています。 ブログを更新する元気も戻ってきましたので、ボチボチ再開していきたいと思います。