コロナワクチンのリスクの一つに「癌の発生・悪性化」が懸念されています。私がこの話を最初に知ったのは、ミラノの分子腫瘍学研究所に所属されている荒川博士のnote記事を読んだときでした。
博士が参考にしている研究は癌患者のワクチン接種後の病態について述べたもので、Frontiers in Medicineというイギリスの査読済医療ジャーナルから引用しています。なので信ぴょう性は高いと思われます。
記事の内容は素人の私には難解ですが、ざっくりまとめると次のような内容です。
- 対象者はAITLという種類の癌を患っている患者
- ブースター接種を挟んだ22日間の間に癌が劇的に進行して大きくなった
- このような急速な進行はAITLの自然経過では見られない
- この症例は特殊ケースだが、ワクチンに含まれるスパイクタンパクは癌抑制遺伝子の働きを抑える事が報告されており、癌細胞の発生や悪性化の両方に繋がる。
noteの内容だけですと、特殊ケースかつ1症例だけの話なので「ワクチンを打った方全員に癌リスクが増加する」とまでは言い切れないと思います。
ただ、その後様々なメディアやVAERSの有害事象報告を見る中で、やはり癌リスクの増加は高い可能性であるのではと感じています。
例えばワクチン反対を訴える東北有志医師の会の記事ではVAERSのデータを用いて以下のようなグラフを作成しています。(英語部分は筆者が日本語に修正しました)

見ていただきますとわかるように、2021年のワクチン副反応の癌件数が急増しています。東北有志医師の会の記事によりますと、2020年までの平均21.3件が430件に増加しています。約20倍です。
内訳もほぼコロナワクチンになっており、アメリカでは2020年末からワクチン接種がスタートしていますのでタイミングも合っています。
日本では副反応報告を集める気がないので、今後仮に癌が急増したとしても関連性が認められることはまずないでしょう。
しかしワクチンは義務ではないですし、接種する際に同意書にサインもさせられています。
後で悔やんでも責任を取るのは自分自身です。今後も接種の波は止まることがなさそうですが、くれぐれも慎重なご判断をお願いします。